珈琲豆の焙煎の深さを考える

豆を焙煎すると重量が軽くなります。何%軽くなったかで焙煎の深さを知ることができます。煎り上がりが見た目には同じであっても、豆にあたる熱質量と時間により、煎り上がり(重量減%)が違ってきます。その結果、

1.1%の差が味の違いとして知ることができる

2.ブレンドを造る時に重量減%の近い豆同士だと味のバランスに好い結果が得られた

3.珈琲の造り手と買い手は、焙煎の深さで味をイメージしやすい

など、考えることができます。

四季がある日本で生豆を適切に焙煎するには、豆に含まれる水分を知ることが大切であり、水分の差が、焙煎時に味の差として出るのだと思っています。それ故、当店では焙煎時に、水分測量計を使っています。

よりよい珈琲を求めて

富士山の麓で自家焙煎店をしています

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