焙煎の考え方

当店では「焙煎は生豆に対する加熱と水分の除去」と考えています。生豆は季節に応じて、温度と湿度の影響を受けて水分変化をします。そして、生豆の産地、サイズ、密度の違いによっても影響の受け方が違います。

マンデリンは、サイズが大きいため、一年を通して水分が11~14%と多めに保たれているので、カビに注意し、焙煎はしっかり火を入れることが大切になります。

コロンビアは、豆の密度が高いため、硬く、水分も11.5%~13.5%と比較的安定しているので、焙煎を始められる方にお勧めです。

モカは、サイズが小さく、密度も粗いため、温度と湿度の影響を受けやすく、水分も10.5%~13.5%と変化の範囲が広く、焙煎時に火が入りやすいので注意が必要です。モカは焙煎が難しいことがわかります。


よりよい珈琲を求めて

富士山の麓で自家焙煎店をしています

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